Photo by そよ 去りゆく年に置き手紙。 幸運の芽は、いつだって目には見えぬところで、 出ずるものです。 おめでとう。
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Photo by そよ 疲れ果てた聖者のように、 大きな鹿は、その角を落とす。 そろそろ締める今年を思い、 無冠であっても、恥じることはないでしょう? 我が頬の冷たさを。
Photo by そよ 手帳は、とっくに来春の予定。 ヒヤシンスも、もちろん準備万端。 慌てんぼう、あるいは先取り気質の誰かと誰か。
かぼちゃを食べて ゆず湯につかり こころと身体を芯から温めましょう。 凍てついて縮んでしまった全てが ゆっくりと膨らんで ほかほかと湯気を放つまで。 ほっぺが赤くなって 笑い声が響き渡りますように。
Photo by そよ 日の短さに驚くでもなく、柚子を手にとる。 冬の真ん中。 我が心の真ん中にあるものを観て。
クリスマスなんて、本当はどうでもよかったの。日が暮れて少し心細い帰り道、同じ家に辿り着くことができれば、それでよかったの。ディナーテーブルをあなたと囲んでさえいれば、それで十分な私がいた、そんなあの日。