冬至

かぼちゃを食べて ゆず湯につかり こころと身体を芯から温めましょう。 凍てついて縮んでしまった全てが ゆっくりと膨らんで ほかほかと湯気を放つまで。 ほっぺが赤くなって 笑い声が響き渡りますように。

冬至

クリスマスなんて、本当はどうでもよかったの。日が暮れて少し心細い帰り道、同じ家に辿り着くことができれば、それでよかったの。ディナーテーブルをあなたと囲んでさえいれば、それで十分な私がいた、そんなあの日。